日本経済新聞電子版 私の道しるべ掲載について
この度、弊社代表取締役社長である谷口が日本経済新聞電子版「私の道しるべ」に取り上げられました。
谷口が株式会社FLIGHT TIME設立に至った経緯やこれからの取り組みについて取材を受け、弊社の理念として掲げている「世界に通用するパイロット育成」の本質や、これからの時代だからこそ必要とされるパイロットの資質などもお話しました。
社会性の教育
弊社は常日頃から社員教育はもとより、訓練生にも「社会性」の必要性を説いています。
その理由は明確でパイロットには「社会性」のない人が多いのが事実です。パイロットになれた喜びと自分の立場に甘んじて、次のステップへ行く向上心や信念のない人をたくさん見てきました。
これが結果として業界の衰退にも繋がっているのが現状です。
しかし企業というのは社会貢献が必須であり、その先に社会的評価の獲得があると考えた谷口は社内教育の一環で、社訓として「協働」「習慣」「学習」を説いています。
協働
協力して働く。
言葉では簡単でもこの「協働」の中にはチーミング理論から得られるチームとしての目標達成など個人の利益を追求するのではなく、組織の利益追求こそが社会貢献と個人の利益、幸福につながると確信しています。
習慣
何かを成し遂げる人には常に「習慣」があります。
勉強、読書、運動など挙げればきりがありませんが、小さな習慣こそが大きな成功につながることは明確です。
弊社はその一つの習慣として毎月社員に「読書」をさせており、知識の向上、広い視野を持てることにも大いに役立っています。
学習
勉強を好きな人は少ないですが、何かを達成するためには「学習」する必要があります。
人は「学習=学ぶこと」をやめると退化する一方であり、世の中に適応して生存していくことはできません。
特に日本人は社会人になってから勉強や学習をしない割合においてアジアでトップであり、世界基準で見てもワーストとなっています。
学習とは「生き残る」ためのものでもあるのです。
最後に
これから世界は未曾有のパイロット不足に陥ります。
しかし、パイロットはただ育てればいいというものではありません。
これからの時代に合った「社会性」のあるパイロット育成こそが航空業界の活性化と社会経済基盤の構築につながることは間違いないでしょう。
取材などのお問い合わせは弊社広報室までお願いします。